レオパルド戦車売ります
豪軍に米製アブラハム戦車配備
来月から米製の中古再生アブラハム戦車59両が順次上陸し、オーストラリア国防軍に配備される。それと入れ替わりに、オーストラリアがドイツから1976年に購入した103両のレオパルド戦車が順次退役し、売りに出される。レオパルド戦車は、1952年以来使われていたイギリス製センチュリオン戦車の後継として当時1両60万ドルの価格で導入されたものだが、30余年でその役目を終えることになった。国防省スポークスマンは、「少数は博物館展示用にとっておくが、それ以外は公開入札で売却する。売れ残った場合はスクラップになる」と語っている。現在、冷戦の終了以後軍隊のリストラが進んでおり、世界的に中古戦車市場には商品がダブついていると言われており、しかもオーストラリア軍が所有しているのは改良を加えられているとはいえ、初期型のレオパルド戦車マークI。それに対してヨーロッパのいくつかの国はもっと性能の良いレオパルド戦車マークIIの放出を予定している。しかも、レオパルド購入時にドイツ政府と交わされた条件として、退役時の売却にもドイツ政府の認可が必要とされ、また武器、ハイテクの照準器、暗視装置、無線機などの装備の処理方法についてもドイツ政府の認可が必要になる。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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