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3月21日 南極大陸観測船「しらせ」−シドニー湾寄港レセプション・パーティー - 2007年3月22日 |
▲南極大陸観測船「しらせ」
南極地域観測の任務を終えた47次越冬隊員36人と48次夏隊員27人を乗せた南極観測船「しらせ」が、日本への帰路の途中、シドニー湾ダーリン・ハーバーの第8埠頭に寄港。同船は広い甲板で在豪日本人および豪州人多数を招いたレセプション・パーティーを行った。会の中で小達恒夫・観測隊夏隊長は、「大気エアロゾルのサンプリングや生態系変動のモニタリング、氷床内陸域から気候・氷床変動システムを探るための氷床深層掘削など、さまざまな観測プロジェクトを、計画に沿って順調に遂行することができた」と観測の成果を語った。
「しらせ」は全長134メートル、満載排水量1万9,000トンの海上自衛隊所属の砕氷艦。日本の南極地域観測事業を支援することを任務としており、砕氷や物資・観測隊員の輸送などを行っている。昨年11月14日に東京湾を出港し、WA州フリーマントルを経由して南極大陸の昭和基地に接岸していた。シドニー寄港後は、日本へと向かい、4月13日に東京へ帰港する予定。
▲甲板で行われたレセプション・パーティーの様子
▲左から小梅三津男・海上自衛隊しらせ艦長夫妻、川田司・在シドニー日本国総領事館夫妻
▲しらせ隊員と一緒に。中川要司さん(JFEスチール・オーストラリア)、谷脇茂樹さん(JCCI)、広原邦光さん(豊田通商)
▲小池若雄さん(ジャパンファウンデーション)、エイドリアン・アハーンさん(ディーコンズ法律事務所)、デービッド・ジェイコブスさん(ハンター・フィリップ・ジャパン)、ジョッシュ・ジェイコブスさん、許斐雅文さん(ジャパンファウンデーション)
▲スピーチする小達恒夫・観測隊夏隊長
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