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5月10日 筒描友禅作家、小林秀明氏の展示会オープニング・パーティー - 2007年5月11日 |
ジャパンファウンデーションは5月10日、5月11日〜6月1日にかけて行われる小林秀明氏の作品展示会「Furoshiki: Reviving a Dyeing Art」のオープニング・パーティーを開催した。
筒描友禅は400年の歴史を誇る伝統的な友禅染の技法の1つで、円錐形の筒に入れた糊を絞り出して布地に絵を描いていく。そのデザインから完成まですべてを1人でこなす同氏は、絹布、木綿、麻布と布地を選ばず、しかも風呂敷に筒描友禅を施す日本でただ1人の職人とされている。今回が4回目となるジャパンファウンデーションでの展示会では、同氏の代表作である暖簾5点を含め、新作など約35点が展示される。この日は実演も行われ、その繊細な作業に訪れた人々は興味深そうに見入っていた。
▲風呂敷の歴史と筒描友禅について解説する小林氏
▲ジョン・キングさん(メーンバー・オブ・クリンガイ・ライオンズ・クラブ)、通代・キングさん、吉川秀徳さん(自治体国際化協会シドニー事務所)、ジャニーン・キットソンさん(ナショナル・トラスト)、マーガレット・キットソンさん
▲サラ・ニューオールさん(シドニー大学PhD)、メリッサ・マハーさん、グレゴリー・ステューラスさん、ケルダ・マクベインさん
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