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ドラッグ密輸、容疑者は普通の夫婦 - 2006年6月19日 |
ドラッグの原料を密輸したとして逮捕、起訴されたシドニー郊外ドラモイン在住の夫婦(44歳、47歳)に対する初公判が6月19日、シドニー中央裁判所で開かれた。同日付のシドニー・モーニング・ヘラルド電子版が伝えた。2人は、違法ドラッグ「アイス」の原料となるプソイドエフェドリン120キロをインドネシア製の家具に隠し入れて、密輸しようとした疑い。末端価格2,200万ドル相当のアイスが精製できる量だとされる。2人は、住宅ローンを支払いながら、郊外の一軒家に子供2人と住む普通の夫婦だったという。2人は公判で容疑を否認したが、パスポートの返上などを条件に保釈が認められた。次回の公判は8月末に開かれる予定。なお、2人のほかに44歳と38歳の2人の男も共犯容疑で逮捕されている。
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