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シンガポールで働く

「アジアの中心」での日本人就職の現状は?

 オーストラリアでの留学後、就職先の新たな選択肢として注目を集めているのが東南アジアだ。多くの日系企業が進出し、日本人に対する求人も増加傾向にあることや、物価や賃金の面を含め、外国人が生活していく上で住みやすい環境などが人気の理由として挙げられる。その中でも公用語が英語で、「アジアの中心」として経済発展を続ける経済大国、シンガポールでの就職の現状について、海外就職に強い日系人材紹介会社「パソナ」のシンガポール現地法人、パソナ・シンガポールの紀平英里さんに聞いた。

■アジアの中心シンガポール

 マレー半島最南端に位置するシンガポール共和国は、シドニーからフライトでおよそ6時間、東京からもおよそ7時間のところにあります。東京都23区程度の小さい国ですが、およそ400万人が在住しており、人口密度は世界第2位の大都市。地理的な状況から別名「アジアの中心」ともいわれています。中華系、マレー系、インド系などの民族からなる多民族国家であり、公用語は英語。ガムの販売や電車・バス内での飲食の禁止などの罰金制度もあり、緑あふれる美しいガーデン・シティとして有名です。

■就職の可能性

  シンガポールは、地理的な利便性、インフラが整っていることなどから、東南アジアのハブ的な国として日系・外資系企業から注目を浴びています。現在、国内に7,000社あると言われるグローバル企業のうち、その半数以上が、アジア内のビジネスのハブ的な機能を持った地域統括本部を設置していると言われています。このことから、英語を使って、シンガポール人や欧米人などさまざまな国の人々と仕事をする機会が多く、とてもインターナショナルなビジネス環境と言えます。
  シンガポール在住の日本人は約2万5,000人、日系企業は約3,000社に及び、たくさんの日本人が日本語と英語を使用しながら、多業界・多分野で活躍しています。世界各国から就労経験のない新卒者やさまざまなバックグラウンドを持つ社会人が来星し、アジアの中心でキャリアを築いています。
  また、仕事を始めるにあたり必ず必要となる就労ビザは、ほかの英語圏の国より比較的取りやすいと言われており、ビザ申請時に企業のサポートがあることも、シンガポールで働く日本人にとって大きな利点です。

■必要とされている人材

  ビジネスの公用語が英語であるシンガポールでは、就労するにあたり日常の意思の疎通ができる英会話力が一般的に必須となります。TOEICスコアの目安としては、650〜700点程度。また、「Word」「Excel」などのコンピュータ・スキルは最低限必要となります。
  シンガポールの日本人向けポジションは、日系・外資系問わず、事務・営業・経理・IT・金融など、多岐にわたる職種や業種の選択肢があることが特徴と言えます。これまで日本人向けの求人は、カスタマー・サービスや営業事務などが主でしたが、それらに加え近年は、金融や経理のポジションが増加傾向にあり、日本人の需要は年々高まってきています。

■オーストラリア留学経験の生かし方

  シンガポールでは、オーストラリアをはじめとした英語圏の国々で語学力を身に着け、大学・専門学校などで専門的なスキルを習得した、たくさんの日本人が就職に成功しています。未経験分野へ新たにチャレンジする人、これまでの経験を生かしたポジションでさらにキャリアを構築する人など、実にさまざま。英語を使いながら、留学前の就労経験や留学中に培った専門知識を実務経験の中で生かすことができ、可能性は無限大です。
  また、同じ多民族国家であるオーストラリアでの留学中に培った、各国の文化習慣や商慣習を尊重できる柔軟性や国際性は、シンガポールにも通じるものがあります。日本語と英語を使いながら、日本人やシンガポール人、欧米人などどんな相手とも上手くコミュニケーションを取れることは、就労するにあたり大切となります。

■生活環境

  経済大国ながら、犯罪率は世界でも最低レベルであるシンガポール。女性の夜間の1人歩きも特に問題なく、治安は良好です。また、住居環境も非常に整っています。多くの外国人就労者が賃貸するプライベート・アパートメントやコンドミニアム(日本でいう高級マンション)では、プールやサウナ、ジムなどの施設を備えており、日常の中でリゾート・ライフを堪能できるほか、セキュリティーが24時間体制のところもあるので、安全面でも整っていると言えます。
  多民族国家であることから、食生活は実に豊かです。中華、マレー、インド料理をはじめとするアジア料理から、フランス、イタリア料理など世界中の料理を気軽に楽しむことができます。日本の食材も簡単に手に入り、日本食レストランはどこでも見つけることができます。
  また、国を挙げて生涯教育に取り組んでいることから、社会人向けの夜間コースを設けた英語・中国語を勉強できる語学学校や、MBAが取得できる海外有名大学と提携した教育機関などが多々あり、仕事をしながら新たなスキルを身に着けるには最適な場所といえます。
  地理的環境から、海外旅行も気軽に行けます。タイ、インドネシア、ベトナムまで2〜3時間足らずのフライトで行ける利便性があり、近隣諸国へ週末旅行を楽しむこともできます。旅行好きな人にとってもシンガポールは、格好の国と言えるでしょう。

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シンガポールでの就職活動の流れ
※エージェント(パソナ・シンガポール)を利用した場合

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【書類選考】
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【シンガポールで面接】
企業で書類選考後、弊社が企業との面接をアレンジ
(2次面接まであるのが一般的)
※通常、就職活動のためにシンガポールに滞在される期間は1〜2週間くらいをお薦めします。

【内定と雇用契約書の締結】
企業と雇用契約を交わし正式な内定
企業よりビザの申請
※通常、ビザ申請まで2週間〜1カ月程度

【勤務開始】
ビザ取得後、勤務スタート !

「シンガポールでの就職に加え、シンガポールの生活環境についてのご相談も受け付けております。お気軽にお問い合わせください」というパソナ・シンガポール・ジャパン・デスクの紀平英里さん(写真前列右)

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