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地元教職員らに訪日観光をアピール−JNTO主催修学旅行説明会 - 2007年3月02日 |
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映像など視覚効果で訪日観光をアピールした同セミナー
国際観光振興機構(JNTO)シドニー事務所は2月28日、シドニー市内のホテルで訪日教育旅行についての説明会を開いた。地元中学・高校の教職員、旅行代理店ら約80人が参加。京都・滋賀・長野・新潟の各県の観光協会員らが映像と体験談などを交えて観光地としての魅力を伝えた。京都府は来年、「源氏物語1000年記念」として多彩なイベントを用意しており、滋賀県は京都のすぐ近くで、琵琶湖や公共施設が充実していることなどを説明。長野、新潟の両県はスキーに特化した観光案内を、長野県白馬村などに滞在した経験のあるジャーナリスト、レイチェル・オークス氏が語った。堀内丈太郎JNTOシドニー事務所所長は「スキーを対象にした訪日教育旅行の案内は初めての試み。北海道・白馬を筆頭に豪州からのウインター・スポーツを目的にした観光客は年々、増加傾向にある。また京都は依然人気が高く、隣県の滋賀も自然や施設が充実していることから注目されている」と今回のセミナー開催の背景を語った。JNTOシドニー事務所によれば2006年現在、訪日外国人観光客数は約750万人で、2010年までに1,000万人に達することを目標に宣伝活動を行っている。
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