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コステロ氏、密約の存在を明らかに - 2006年7月10日 |
ハワード氏と、政権移譲について
ピーター・コステロ連邦財務相は10日、ハワード首相との間で、自由党首の座を2期途中で譲るという約束があったと明らかにした。一方、ハワード首相は10日朝、約束の存在を否定した。密約については、イアン・マクラクラン前国防相が記録を保管していた。
コステロ氏によると、自由党が野党だった1994年12月5日にハワード氏から申し出があったという。「彼は首相を1期半務めた後で座を譲ると言った。私から約束を求めたのではなく、彼は自発的に言い、私はその言葉を信じた。もちろん、それは実際には起きなかった」とコステロ氏は話した。またその会合の際、ハワード氏がコステロ氏に対して、「ハワード氏が党での投票を望まないため」、党首に立候補しないよう要請したと明らかにした。
またマクラクラン氏の記録については「完全に正しい。国民は真実と、何が起きたかを知る権利がある」と話した。(AAP)
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