|
遺産目当てに養親を殺害 - 2006年7月13日 |
おばの追及で犯行を告白
養子が80万豪ドルの遺産目当てに養親を殺害していたことが、シドニーの法廷で明らかになった。デビッド・ウエイトマン服役囚は昨年12月、2000年1月8日に両親を殺害した罪で懲役25年の判決を受けていたが、共犯逮捕のため、同被告の犯罪については秘密にされていた。共犯はことし6月に逮捕された。ウエイトマン服役囚は生後すぐに養子となった。21歳の誕生日直後に、友人たちとの養親殺害計画に参加。催眠薬入りの茶で両親を気絶させることに失敗し、共犯の友人が枕で父親を窒息させる間、足を押さえていたという。同被告と共犯は両親の遺体を車に乗せ、交通事故を装わせた。警察は事故として処理していたが、母親の姉妹が異議を唱え、法医学上でも疑問点が出たために翌年に捜査チームを結成。当時、捜査を受けたウエイトマン服役囚は殺人を否定。その後、遺産で新たに家を買い、結婚して子どもも生まれたが、2004年2月に母親の姉妹が問いただしたところ、翌日になって警察に自首した。(AAP)
|