|
コアラ、絶滅の危機にはない - 2006年7月14日 |
専門家が環境相に報告
コアラは国全体で見ると、絶滅の危機にはない―。連邦政府の絶滅危惧種科学委員会(TSSC)がイアン・キャンベル環境相に報告した。これを受けてキャンベル環境相は、コアラは連邦環境法上、絶滅危惧種のリストに載せる必要はなかったと話した。「オーストラリアの象徴としてコアラを愛する多くの人々にとって、これはたいへんいいニュースだ」と同相。「国際保護連合のレッドリストでも、コアラは、軽度の懸念に分類されている」と話した。コアラは環境保護と生物多様性保護法のもと、リストに載せるよう指名され、科学的情報をもとに独立した専門家委員会に諮られていた。(AAP)
|