中国、ブリスベンに新総領事館開設
地下資源のQLD州と消費者中国の関係強化
3月24日、中華人民共和国の曾培炎副首相は新総領事館の開館式に臨席、公式開館を宣言した。ブリスベン都心に中国総領事館を開設してからわずか18か月で拡充された新総領事館を再開したことになる。開館を受け、開館式に出席した、QLD州首相代行のアンナ・ブライQLD州副首相は、「QLD州と中国の関係強化に寄与する」と歓迎の言葉を述べ、「サービスを拡充した新総領事館開設は、ビザ申請が大幅に増えてきたことに対応した決定であり、QLD州にとっても歓迎すべき決定だ。中国旅行を計画している者にとっても、中国でビジネスを計画している者にとってもブリスベンの総領事館でビザ取得がかなり容易になった」と語っている。さらに、「QLD州内の大学には9,000人の中国人学生が在籍し、海外留学生最大のグループになっており、また、2006年の中国人観光客は12万5,000人にのぼり、中国との交流で州の観光産業も恩恵を受けている」と述べた。また、3月23日には、州内の28億ドルにのぼるボーキサイト鉱山開発とアルミナ精錬所建設プロジェクトに中国とQLD州との契約書が交わされ、通商関係も大きく展開する兆しが生まれた。ヨーク半島のアウルカン・ボーキサイト鉱脈開発業者公募では、世界第二位のアルミニュームメーカー、中国アルミニューム公社(CHALCO)が優先開発業者に指定された。契約書の発効を待って、同公社がボーキサイト採掘権を獲得する。また、土地利用に関する協定も地元アボリジニ土地所有グループとの交渉が最終段階に入っている。( AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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