エミレーツ・エアラインズ、豪路線増便
「歓迎する」とマーク・ベイル運輸大臣
3月22日、連邦政府のマーク・ベイル運輸大臣は、「政府がアラブ首長国連邦と交渉してきた結果、世界でもっとも贅を尽くした航空会社と言われるエミレーツ・エアラインズが、2011年までに航空旅客便数を35便増やし、現在の倍にすることに同意した」と発表した。エミレーツ・エアラインズはシドニー、メルボルン、パース、ブリスベンの各国際空港で営業する。「交渉の結果がこれだけの収穫になったことを歓迎する。オーストラリアの空港利用が増え、観光業界にも大きく寄与することになる。市場競争の重要性を認め、この取り決めでは、新規参入航空会社エティハド・エアウエイズが2011年までに週21便増便することにも合意を得た」としている。このような航空会社の増便は、現在国内線のみのバージン・ブルー社がボーイングの長距離用旅客機6機の購入契約に調印し、国際路線参入計画を明らかにした時から噂にはのぼっていたが、この度の運輸相の発表で確認された。この展開について、ブリスベン空港公社は、「市場競争の必要性と国内航空会社の健全性との間で完全にバランスの取れた合意だ。エミレーツ・エアラインズは、困難な時にも相当な努力を払ってきており、その投資額を考えても、この国際的航空会社がオーストラリア国内での営業を長期的視野で真剣に考えていることは明らかだ」と語っている。また、エミレーツが同社航空機の整備をQLD州営アビエーション・オーストラリア社と結んだことと合わせて、ブリスベン空港は国内でももっとも急速に規模が拡大しており、この点についても、「規模拡大は今後も長期的に進めていく」と述べている。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
|
最新ニュース
経済のニュース
過去の記事
|