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コミュニティー - 2007年2月03日

NSW政府、住宅の解体や買収はないと言明

シドニーの海水淡水化施設上水道接続工事で
 2月2日付デーリー・テレグラフ紙は、特ダネ扱いで「政府の配水管敷設計画が実施されると、カーネルの海水淡水化施設と上水道配水管を結ぶ配水管がシドニー南の15地区を通過し、住宅買収や道路閉鎖、住民は耐え難いほどの騒音にさらされる」と報道した。新聞の記事を読んだ15地区の住民や町議会では、猛烈な抗議が巻き起こっていると報道されている。日産125メガリットルの海水淡水化施設建設計画は、シドニーの水源ワラガンバ・ダムの貯水量が満水時の30%を割った時点で実行に移されるが、数週間に迫っていると見られている。NSW政府のデビッド・キャンベル水道担当大臣は、「報道された配水管敷設計画が実施されるわけではない」と語り、配水管をカーネルの淡水化施設からボタニー・ベイの海底を通り、コガラから北上してアースキンビルで主配水管に接続するルートが最有力とされており、総延長9.5kmの敷設工事で民家の地下を通るのは1kmのみで、それ以外の部分は道路や公有地の地下を通るとしている。また「報道されたルートが選ばれたとしても住宅の買収や解体をする必要は起きない」と語っている。野党の水道スポークスマン、アンドリュー・ストーナー議員は、「配水管建設で住民に被害が出ることが淡水化施設反対の理由だ」と批判しているが、キャンベル大臣は、「毎年75kmの主配管工事が行なわれているが、誰か文句を言っているか?」と反論している。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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