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薬物使用は見て見ぬふり、乗客に飲酒も勧める - 2006年7月04日 |
「パシフィック・スカイ」元乗船員が語る
2002年9月、ブリスベン出身のダイアン・ブリンブルさん(42)がクルーズ客船「パシフィック・スカイ」の客室で全裸で死亡していた事件で、同船を運航するP&O社の元乗船員が、船上における乗客の飲酒と薬物使用の状況について語った。元乗船員のジェフ・ドブジェッキーさんによると、乗船員は乗客の薬物使用に目をつむるよう指示されていたという。また、バーのスタッフはアルコール販売量によって報酬を受け取るため、乗客に大量の飲酒を勧めていた。10年間にわたり乗船員を務めたドブジェッキーさんは、船上での性的暴行も数多く見てきたという。
ブリンブルさんの死については、発見された客室に滞在していた4人を含む男性8人が容疑をかけられている。ドブジェッキーさんは今週、審問の場で検視官側の弁護士と会い、知っていることをすべて話すという。(AAP)
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