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資格とスキルで夢の仕事をゲットする!!
専門学校・特殊技術学部ガイド
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留学後の就職やキャリアアップに生かすためにオーストラリアで学ぶことができるコース、取得できる資格は数多い。その中でも、現在注目が集まっている「スポーツ・トレーナー」「MBA/CPA」「看護師/看護英語」「社会福祉士」「児童英語講師」「ウエディング・プランナー」について紹介していく。
子供に英語を教えたい
児童英語講師
近年、日本の公立小学校でも国際理解の一貫として英語教育を取り入れるケースが多くなり、英語講師の需要が急激に高まっている。これに伴い、オーストラリアでも日本人を対象とした児童英語講師を養成する専門学校や、児童英語講師養成コースを併設する語学学校が増えてきた。
児童英語講師
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コース受講 約3週間〜3カ月
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サーティフィケート取得
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日本の英語学校または小学校で就職
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オーストラリアで児童英語講師のスキルを身に着ける最大の利点は、なんと言っても英語力のUP。学校だけでなく日常生活を通じ、必然的に英語を使わなければならない状況に身を置くことで、英語は確実に上達する。もちろん、海外で英語教授法を学ぶ利点は英語面だけではない。海外に出ることで、日本を新たな視点から見直すことができ、また海外での生活・勉強を通じて培った国際感覚を、日本での英語教育に反映することができるはずだ。
児童英語講師養成学校の数が増えるとともに、そのコース内容も年々充実してきている。一般的な児童英語講師養成講座で教える児童教授法や児童心理学のほかに、発音を端正するフォニックス、英語のリズムやイントネーションを定着させるためのチャンツをはじめ、学校によってはマニュアルにとらわれずに独自の教授方法を設けているところもある。また、すべての児童英語講師養成講座が、日本人を対象としているとは限らない。中にはタイや韓国、ブラジルなど児童英語講師になることを目指すさまざまな国からの生徒を対象にコースを設けている学校もあり、授業ももちろんすべて英語で行われ、英語や児童英語教授法だけでなく、他国からの生徒と交流を図ることもできる。期間も3週間〜12週間程度のものまでと、とにかく多種多彩だ。
また、日本では2003年に公立小学校での英語教育の促進を支援するため、J-Shineと呼ばれるNPOの小学校英語指導者認定協議会が設立された。このJ-Shineは公立小学校での英語教育に携わる人材の、資格と適正の基準を設けており、J-Shineに認定された民間教育団体でコースを修了すると、J-Shine資格が与えられ、日本での就職の際に有利なほか、日本の小学校で英語を教える大きなきっかけとなる。
SYDNEY
International House Sydney - TTPC
主なプログラム
■児童英語教授法・J-Shineコース(6週間) A$2,030+諸経費
■TESOLサーティフィケート? (F/T : 4週間、P/T : 12週間) A$2,730
■TESOLサーティフィケート? (F/T : 8週間) A$3,600+諸経費 |
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世界共通の公認資格だから、就職にも強い |
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国際人の品格備えた
プロの英語教師になる
こんなキャリア・スキル・資格が手に入る !!
●児童英語教師としての知識・技能とその認定証
●日本の小学校で英語を教えるための知識・技能と資格
●大人に英語を教えるための知識・技能と認定証
社会で評価される5つのポイント
POINT 1
IHの認定証は世界に通用する
POINT 2
英語でのコミュニケーションが自由にできるようになる
POINT 3
タイム・マネジメント、プレゼンテーションの技能が身に着く
POINT 4
チームワーク力、プロとしてグループを運営する技能が身に着く
POINT 5
オージーはもちろん、世界中の留学生と友達になれる
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卒業後の進路 |
25カ国以上の国々からの留学生が学ぶTECSOL/TESOLコースの卒業生は、それぞれの母国の大学や語学学校、小中学校などで、英語教師、英語補助教師、個人教授として活躍中。 |
学校Info●英語教師を育成するためのコースが充実しており、毎年600人以上の英語教師を世界に輩出している。授業はコミュニカティブ指導法によるコミュニケーションを重視した授業を実施している。世界からの多くの学生が集まってきているので、討論・実習などを繰り返し、英語力はもとより、世界各国における英語教育のあり方も学べる。国際人としての考え方をもった英語教師を目指したい人にお薦め。
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井上奈緒美さん |
■プロフィル
2005、06年に同校の児童英語教授法コース(TECSOL)および他言語話者への英語教授法サーティフィケート IVコースを修了。現在、長崎県のジオス英会話学校で講師として活躍中 |
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私はIHでTECSOLとTESOLを受講しました。日本にいた時に、偶然IHの情報をネットで見つけたのがきっかけでした。オーストラリアに着いたばかりの時は、入学に際してのテストからホームステイの手配までいろいろとお世話になり、とても助かりました。講師の方々は全員、世界中で英語教師としての経験を数多く積んでいる方ばかりで、英語はもちろん、教育法についても、実演などを交えて分かりやすく教えてくれました。具体的な授業の内容は、4歳から12歳の子供に対する教育方法を年齢別に習ったり、TESOLでは大人に対しての英語教育法を学ぶなど、とても充実していました。TECSOL、TESOLに共通して言えることですが、私が日本で学んできた英語教育の方法とはまったく違うことに、とても驚きました。いかに生徒を中心とした授業にするかが重要なのだということを、学ばせてもらいました。アジア圏の英語教育は今日でも、いわゆる「生徒は常に受け身で教師は常に与える側」というシステムのような気がします。私はこの2つのコースを通して、生徒が授業に参加する楽しさというものをとことん教えていただきました。その楽しさを、今度は自分も誰かに教えてあげたいと思い、現在は将来に向けて準備中です。
まだまだIHには日本人が多くいません。TECSOLでは11人の韓国人と勉強し、TESOLでは私以外、ほぼすべてがネイティブ・スピーカー(CELTAの生徒)という状況でした。国籍を越えて、仲間たちと一緒に課題に取り組み、助け合いました。その過程でさまざまな国の文化に触れることもできましたし、大切な友達もたくさんできました。
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■住所:Level 3, 89 York St., Sydney NSW 2000
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■CRICOS Provider Code: 02623G
■Web: www.training.ihsydney.com ■
■設立:1997年 英語教師育成訓練専門学校として独立 ■学生数: 3.500人
■コース: 児童英語教師、他言語話者への英語教授法TESOL、他言語話者への英語教授法Certificate IV TESOL、ケンブリッジ大学成人のための英語教授法 CELTA |
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