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AFLグランド・ファイナル - 2006年9月30日 |
WA州のウェスト・コースト・イーグルスに栄冠
9月28日、元ミッドナイト・オイル・リードシンガーのピーター・ギャレットに「無教養な俗物」と評されたハワード連邦首相は、「オペラよりはクリケットの方が好きだが、だからと言って無教養な俗物と言うことにはならない」と反駁。9月30日には、メルボルンで開かれたAFLグランド・ファイナル朝食会で「オーストラリアの国民性にとってスポーツは重要な役割を果たしている。スポーツほど国を団結させる情熱はない」とスポーツがナショナリズムに果たす役割を賞賛し、「この朝食会は、我が国の偉大なスポーツの伝統を素晴らしい文化遺産として考えるまたとない機会だ」と語った。その後、メルボルン・クリケット・グラウンドにおいて、これまでビクトリア州のチームが常に制覇していたタイトルを、NSW州のスワンズと西オーストアリア州のウェスト・コースト・イーグルスが争った。10月1日には、シドニーにおいて、NRLのメルボルン・チーム、ストームが、ブリスベン・ブロンコとファイナルを戦う。両チームは息詰まる接戦の果てに85-84の僅差でウェスト・コースト・イーグルスがプレミアシップの栄冠を獲得し、パースのパブで青と金を身につけた何千人ものファンが大歓声を上げた。一方、赤と白で身を包んだファンたちは意気消沈で、涙ぐむ人たちも見られた。(AAP)
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