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逃亡中の囚人、最後の1人捕まる - 2006年7月08日 |
警官と囚人の人数比率、見直しの必要性
クイーンズランド(QLD)州サンシャインコーストの見張所から逃亡した囚人5人のうち、逃走を続けていた最後の1人が7日、カラウンドラのキングス・ビーチで警察に取り押さえられた。現地付近では同日朝、警察が住民から不審な10代の若者を見たという電話を受け、警官約20人とヘリコプターにより捜査を開始。およそ1時間後、逃亡中の19歳の男が警察犬に追い詰められ、警官らに包囲された。
男は5日夜、ほか4人の男とともに警官2人を攻撃してマルチドーの見張所から逃亡していた。ほか4人は既に捕まっている。この事件により、警官と囚人の人数比率および見張所の警官の訓練について、警察の倫理基準を見直すべきとの議論が持ち上がっている。マルチドーの見張所では事件当時、警官2人が囚人22人を見張っていた。(AAP)
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