AFLプレヤー、薬物起訴取り下げ
チームは解雇決定を撤回せず
10月16日、WA州パース市のスビアコ・オーバルのAFLチーム、ウェストコースト・イーグルスのミッドフィールダー、ベン・カズンズ氏(29)はクラブのスポンサーの車を運転中、車が不審な挙動をしたため、パトロール中の警官に停止され、車内から処方薬が発見され、またカズンズ氏が血液検査などドライバー・テストを拒否したために起訴された。起訴に伴い、10月17日にはイーグルスがカズンズ氏の解雇を声明した。処方薬はジアゼパム錠剤で、抗不安薬、抗けいれん薬、鎮静薬として医者の処方でのみ手に入れることができるが、カズンズ氏は処方を証明することができず、禁止薬物の不法所持で起訴された。ジアゼパム(別名バリウム)は、処方の効能の他に、ヘロインその他オピウム系の薬物の効果を強調する働きがあり、薬物使用者が覚醒剤の効果が切れてくる時に用いる。10月18日、パース地裁は、公判を2008年1月21日に延期し、その間にアメリカでリハビリをするよう指示した。しかし、10月19日になってWA州ウェイン・グレッグソン警視総監補が、警察がカズンズ氏を逮捕したのは間違いだった。10月22日に、カズンズ氏の公判を取り消すことを要求すると語った。WA州検察局(DPP)は、警察に対して、ジアゼパムが禁止薬物とみなされるのは注射液の状態であり、錠剤では禁止対象にならないとしている。しかし、これは比較的軽度の違反であり、過去にも錠剤所持で起訴されたことがある」としている。カズンズ氏が検挙された時には他に2人が乗っており、警察は麻薬の所有者を突き止めなければならない。一方、ウェストコースト・イーグルスは、「カズンズ氏は、クラブとの契約違反が度重なっており、解雇決定は変わらないとしている。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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