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スポーツ - 2007年8月27日

馬インフルエンザ、他州でも発生

NSW州メイトランドのイベントが感染源か
 馬インフルエンザ(EI)感染馬はNSW州内で47頭確認されているが、NSW州政府のイアン・マクドナルド農業相は、ブルース・クリスティ獣医官の助言に従い、8月18日、19日に州内ハンター・バレー地域メイトランドで開かれた「カルロス・ランチ乗馬クラブ」のイベントで、同クラブの会場を出入りした馬全頭の所在を突き止め、診察するよう声明を出した。「同イベントが感染源と確認されたわけではないが、同イベントに参加した馬の何頭かがEIと診断されている」と述べている。QLD州政府第一次産業水産省(DPIF)は、ウエブサイトを立ち上げ、最新情報を送り始めると同時に、馬匹所有者や乗馬クラブだけでなくロバ、ラバなど奇蹄類の所有者もEIの症状に注意するよう呼びかけている。ピーター・マクゴーラン連邦農業相は、シドニー西郊にある馬匹検疫所の検査が進められている、QLD州でも3頭のEI感染が確認されており、豪全土に72時間の馬匹移動禁止令が出されていると発表した。また、今週中に競馬再開が可能かという質問に、症例が見つかったNSW州とQLD州ではきわめてあり得ないことと答え、「しかし、全員が一致して来週末には何とか再開にこぎ着けたい」と語った。27日にはシドニーのランドウィック競馬場でも2頭が熱を出したため、競馬場が直ちに閉鎖され、サンプルが検査場に送られた。VIC州では獣医が総出で厩舎の馬を診察している。レーシング・ビクトリア・リミテッドのスティーブン・アロンソン最高経営責任者は、VIC州ではEIが見つかっておらず、8月30日までにはレースを再開できるのではないかと語っている。特に11月のメルボルン・カップに向けて、競馬ファンは気が気ではないはず。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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