小学生3人、エクスタシーで病院に運ばれる
イチゴ・キャンディと思いこみ
10月15日、NSW州南部ポート・ケンブラに近いウィンダング小学校で、11歳の女児1人と10歳の男児2人が、ピンクと赤の錠剤を飲んだ後、具合が悪くなり、シェルハーバー病院救急病棟に運ばれた。病院で手当を受けた後帰宅し、無事に回復している。3人が飲んだ錠剤の色から、イチゴ・キャンディと思いこんだものと推定されている。通常、エクスタシーの急性中毒死は、体がほてり、脱水症状をきたして死亡に至るのが普通だが、オーストラリア・ドラッグ・アルコール研究訓練所のポール・ディロン氏によると、子供の場合は、身体的な影響よりも心理的な衝撃の方が長く続くだろうとして、「子供たちが、イチゴ・キャンディと思いこんで薬物を服用し、心身に異常な状態を体験した場合、なぜ、何が起きているのかをまったく理解できないままでその状態を体験することになる。また、体験者は、エクスタシーの症状は猛烈だと語っているが、子供たちの場合、体のサイズが小さいため、エクスタシーの影響もはるかに強烈だと思われる。しかも、心理的影響は大人に比べてはるかに大きい。3人が心理的な影響から回復するにはかなり長期の時間が必要」としている。また、「一般に子供たちには、自分の物でない食べ物をやたらと口に入れてはいけないと教え込んでいるのだから、子供たちが間違えて錠剤を飲んだというのも異様だ」としている。警察では錠剤が学校に持ち込まれた径路を調べている。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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