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国際 - 2007年10月13日

アル・ゴアの気候変動問題貢献に平和賞

政界・環境運動、ノーベル賞を称賛
 10月12日、アル・ゴア元米副大統領と国連の気候変動に関する政府間パネルのノーベル平和賞受賞が決まると、政界、環境保護団体からノーベル賞を称賛する声明が出された。ケビン・ラッド労働党党首は、AAPのインタビューに答えて、「ゴア氏は気候変動問題で世界的に重要な貢献を成し遂げた。ノーベル平和賞は、国際的な気候変動に対する認識を高めた彼の努力を評価するものだ。ゴア氏はオーストラリアを訪れた際にも熱心に気候変動問題の議論に参加していた」と語った。労働党環境問題担当のピーター・ギャレット議員は、「2007年は、世界中が気候変動問題に注目した年であり、この問題で大きな働きをした人物と機関が受賞したのは当然だ」と語っている。緑の党のボブ・ブラウン党首は、「ゴア氏という人物を通して、重大な環境問題に焦点が当てられたことは喜ばしいことだ」と語っている。ジョン・ハワード連邦首相は、ゴア氏が映画「不都合な真実」を携えて来豪した折りもすげなく対応しており、他の政界リーダーと違って、ゴア氏に面会することも拒否していたが、13日、報道陣を前に、アル・ゴア氏やその他のノーベル賞受賞者に祝福の言葉を述べ、「『不都合な真実』は気候変動問題に多大な貢献をした。ゴア氏の意見には賛成できるところもあるし、できないところもある。京都議定書を批准しないという私の考えは変わらない」と語り、「The Great Global Warming Swindle(地球温暖化の大がかりな詐欺)」を見たが、ゴア氏の主張に反論しているところも多いとしている。ただし、ゴア氏の「不都合な真実」を見たかどうかは明らかにしなかった。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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