ジーロング・キャッツが44年ぶりの栄冠
AFLプレミアシップ・カップ・グランド・ファイナル
9月29日、VIC州メルボルン市のメルボルン・クリケット・グラウンドで開催されたAFLプレミアシップ・カップ・グランド・ファイナルは、97,302人の観客が見守る中、ジーロング・キャッツとポート・アデレード・パワーが栄冠を争い、119ポイント引き離してジーロング・キャッツがカップをVIC州に持ち帰った。VIC州がカップを取り戻したのは7年ぶりだが、ジーロングがグランド・ファイナルの勝利を獲得したのはなんと1963年以来44年ぶり、ジーロングの優勝は7度目。それだけでなく、グランド・ファイナルで119ポイント差というのもグランド・ファイナル史上最高で、1988年にホーソン・ホークスがメルボルン・ディーモンズを96ポイント差で破った記録をはるかに超えている。また、スリー・クオーター・タイムで90ポイント差をつけたのもグランド・ファイナル史上最高だが、その後は差が開く一方だった。また、ジーロングは最終20戦のうち19戦で勝利しており、VFLプレミアシップ、ブラウンロウ・メダル(ジミー・バーテル)、ライジング・スター・アウォード(ジョエル・セルウッド)を獲得。1チームが首位独走というのもAFLの111年の歴史でも稀な記録となった。ジーロングのホーム・グラウンドはファンの熱狂的な歓喜に包まれた。ジーロング・キャッツは1963年の後は、5回もグランド・ファイナルで栄冠を逃しており、ファンも44年間臥薪嘗胆を強いられてきた思い出がある。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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