QLD州北部道路開通、依然各地で浸水
ブルース・ハイウェイで大勢が立ち往生
2月1日、QLD州北部の大雨で、バーデキン川が溢れ、ブルース・ハイウェイがタウンズビルの南の数か所で寸断された。ハイウェイは3日になってしばらく開通したが、増水の気配が見えたため、再び閉鎖され、トラックや4WDは通過できるが乗用車は通行不可能になった。そのため地元のロータリー・クラブが、立ち往生した旅行者に毛布やお茶やビスケットを提供した。洪水地域ではワニ、ヘビなど危険なハ虫類が水位にあわせて高台に現われるため、災害救援機関は注意を呼びかけている。3日まで不通だったボウエンとホーム・ヒル、インガムとカードウェルの区間、孤立していたチャーターズ・タワーズへの道も4日午前には開通したと伝えられている。ただし、道路の浸水箇所は路盤状況が見えないため、できるだけ避けるようにと警報が出ている。タウンズビル、ボウエン、マッカイ地域の雨は4日には小降りになるが、ケアンズ周辺では大雨が続くと予報されている。ピーター・ビーティ州首相は、「雨が降るのはありがたいが、降りすぎると洪水になるので困る。しかし、将来はこれが当たり前になるのかもしれない。気候変動の結果ではないか。また一時に大量の雨が降れば、日照りに備えて水をダムに貯めておくことが当然だと思う。計画しているトラベストン・ダムも理屈にあっている」としている。(AAP)
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