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そのほか - 2007年3月14日

シドニー沖合に巨大な海水の渦巻き

ビーチの水温も大きく冷え込む可能性
 3月14日、連邦科学産業研究機構(CSIRO)は、シドニー沖合の水面に、エディと呼ばれる巨大な渦巻きが発生していると発表した。この渦巻きは温度の低い海水の動きでまだ謎の部分が大きい。その直径は200キロに及び深さは1,000メートルまで届くとされている。また渦運動のために水面が1メートルほど低くなる。その直径の大きさで海流のコースも変わる。CSIROの海洋学者によると、渦の中心部はNSW海岸から約100キロ沖合にあり、数か月居座る可能性もある。現在中心の水面は70センチ下がっており、海面から400メートルの深さでは水温が通常よりも摂氏6度低くなっている。この冷たい海水のため、シドニーのビーチの水温も数度下がる可能性がある。CSIROの衛星海洋学者デビッド・グリフィン博士は、ニューズ・リミテッド系紙のインタビューに答え、「エディを通過する漁船は、このゆっくりと回転する渦を感じることはないだろう」としており、また肉眼で見ることもできないが、ビーチの水温が通常よりも下がることがある、と語っている。(AAP)


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