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経済 - 2007年3月14日

ノーザン・テリトリーにも地下資源ブーム

資源埋蔵量で世界第6位に
 カナダのフレーザー・インスティチュートは、毎年金属鉱業探査企業の調査を行ない、探査投資に対する鉱石賦存量と公共政策の影響を評価している。同インスティチュートの評価で、ノーザン・テリトリーが魅力のある鉱業投資先として世界第6位に急上昇し、賦存量でも世界第6位にランクされた。この調査結果は、鉱業企業幹部および探査マネージャの意見をまとめたもので、世界65鉱業権管轄地域をカバーしている。3月13日、NT政府のクリス・ナット鉱業エネルギー担当大臣は、「テリトリーは、探査投資の魅力度で世界のランキングを一挙に18位も飛び越えた」と語った。「インスティチュートは、賦存量指数が総合的な投資魅力度を示す数字だとしており、そこで1年に8位も上昇して世界第6位にランクされたことは、NTの鉱山の有望さを示すものだ」と語った。最適地質ポテンシャル要素(best practice mineral potential index)によれば、NTは、昨年から11位上昇して第8位に躍進している。ナット大臣は、「NTは政策ポテンシャル要素でも世界第20位から第15位に上昇しており、かなりの向上を示している。これは、投資誘致促進に向けた政府の政策が功を奏し、企業幹部も政策に注目していることを示している」と語っており、ノーザン・テリトリー地質調査やテリトリーの資源基礎構築などの政策例を挙げた。また、「鉱業部門はテリトリー経済の26%を占めており、当省でも鉱業部門の投資と支出拡大に向けて努力している。現在の鉱業ブームを最大限に利用するため、「適切な政策フレームワークを設定している」と述べている。(AAP)


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