短期ビジネス・ビザで公聴会開催
457ビザ申請急増傾向に対応し
3月14日、技能者の短期ビザ申請が急増しており、連邦議会の移民調査委員会は、この傾向に対応して、メルボルンで公聴会を開く。調査委員会のドン・ランダル委員長は、現在の短期ビジネス・ビザ資格基準が適切かどうかを検討するとしている。また、海外からの労働者に対する457短期ビジネス・ビザ交付と国内労働市場に与える影響についても調査するとしている。国内の技能者不足や特に457ビザに関してはこれまでもかなり議論が重ねられてきた。また、この数年、オーストラリアに渡ってくる短期技能移民の数も着実に増えている。そのため、現行の短期ビジネス・ビザ資格基準などが効率的に機能しているのか、改善すべき点はないのかなどを検討したい」と述べている。調査委員会は、全豪看護士連合(ANF)および情報技術請負リクルート業者協会の証言も聞くとしている。ランダル委員長によれば、本看護士、コンピュータ専門家、ビジネス情報労働者は、2005年から2006年にかけて、オーストラリアに流入する短期技能移民のトップ・スリー職種だったとしている。また、調査委員会は、ACTU、ユナイティング・チャーチ、ビクトリア州法律研究所などいくつかの団体の意見も聞くことになっている。(AAP)
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