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文化・芸能 - 2007年10月21日

ニュートンジョン、抑鬱症との戦いを語る

9年越しのパートナー行方不明事件後
 2005年7月、かつてガンと戦って打ち勝ったポップ歌手のオリビア・ニュートンジョンさん(59)にまたもや悲劇が訪れた。9年間連れ添ったパートナーの写真家パトリック・マクダーモットさんが謎の失踪を遂げたのだった。当初、カリフォルニア州の沖に釣りに出かけ、溺れたのではないかと信じられていたが、その後メキシコでマクダーモットさんを見かけたという報告が寄せられ、本人が事故死を偽装して逃げたのではないかと考える人もいる。ニュートンジョンさんは、女性雑誌「ウーマンズ・ウイークリー」のインタビューに答え、マクダーモットさん失踪後、抑鬱症を戦ったことを告白した。「彼の失踪後2年ほど猛烈に落ち込んだ。抑鬱症がひどい時には抗うつ剤も使った。そのことを恥ずかしいとは思わない。それは少しも恥ずかしいことではない。もし、暗闇に落ち込んで、自分で抜け出すことができなければ助けを求めるしかない」と語り、抗うつ剤は半年で必要がなくなったとしている。自分がどれほど強くなれるのか試してみたかった。難しかったが、自分の中から、やれるという声が聞こえた」と続けている。ニュートンジョンさんは、自分の体験を公にすることで、抑鬱症に悩む人たちが隠さず、専門家の助けを求めるよう励まし、抑鬱症と闘った挙げ句に自殺した、ニュートンジョンさんの友人のような悲劇をなくしたいと語っている。「もし、彼が勇気を出して助けを求めることができていれば今頃は打ち勝つことができていたかもしれない。周囲が励ますことが大切だ」と述べている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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