イタリア人テノール歌手、パバロッティ氏が死去
イタリアの有名オペラ歌手、ルチアーノ・パバロッティ氏が9月6日未明、死去した。71歳だった。9月6日付、シドニー・モーニング・ヘラルド電子版が伝えた。パバロッティ氏は2006年7月にすい臓がんの手術を受け、その後は出身地であるイタリアのモデナで療養生活を続けていた。
パバロッティ氏は、1961年にオペラ歌手としてデビュー。その豊かな声量で世界中のオペラ・ファンを魅了した。1990年にイタリアで開催されたサッカーW杯では、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスとともに初の3大テノール公演を行ったほか、近年では2006年のトリノ五輪開会式で「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」を披露するなど、数々の大舞台で活躍した。
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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