「尊厳を取り戻させた」日本政府の謝罪
オーストラリア人元「慰安婦」が語る
オーストラリア人元「慰安婦」女性は、「日本の首相が謝罪したことで、第二次世界大戦中に日本軍によって性奴隷になることを強制された女性達も尊厳を取り戻すことができる」と語った。(オーストラリア人女性)ジャン・ラフ・オハーンさんは、性奴隷を強制された推定20万人の女性の一人である。女性達は「慰安婦」と呼ばれる娼婦として、アジアの大部分を占領していた日本軍兵士の性の相手をさせられた。アデレードに住む84歳のオハーンさんは、日本政府の公式謝罪と補償を求める世界規模のキャンペーンを代表する人物になっていった。2007年2月には、ワシントンの米議会下院で開かれた、「慰安婦」人権保護に関する公聴会に出席、証言した。3月27日、安倍晋三首相は、「これまでも何度も繰り返しているように、苦難を体験した人々には深く同情するとともに、その方々が戦争中にその苦難を強いられたことに、日本国首相として謝罪する」と声明した。ラフ・オハーンさんは、謝罪を歓迎し、これまで懸命に努力してきたことが無にならなかったことは非常に嬉しいとして、ネットワーク・テンのインタビューに、「素晴らしい知らせだ。ほとんど信じられなかったほどだ。(謝罪は)慰安婦にされた女性達にとって尊厳を取り戻したことを意味する。私達は60年間、この日を待ち続けてきた」と語った。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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