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国際 - 2007年3月18日

フランス人テロ容疑者に懲役9年

2003年のルーカス・ハイツ攻撃計画で
 フランス人ウィリー・ブリジットが観光ビザでオーストラリアに入国したのは2003年、同年9月22日にフランス官憲からオーストラリア政府にブリジットがテロリスト容疑者リストにあり、「要注意人物」の通告が入ったとされている。ブリジットが逮捕され、フランスに強制送還されたのは同年10月上旬。容疑は2003年にシドニー南部のルーカス・ハイツにある実験原子炉などを攻撃する計画で犯罪謀議を行なったというもので、3月15日、パリの裁判所で9年の懲役を言い渡された。仮釈放は2009年。3月16日、連邦野党労働党のケビン・ラッド党首は、「具体的にブリジットが何を計画していたのかそのものが明らかになっていないが、彼がオーストラリア国内のテロリスト細胞と関わっていたことだけは明らかだ。しかし、なぜブラックリストに載っている人物に観光ビザが発給されたのか? なぜ逮捕が遅れたのか? が明らかになっていない」と政府を批判した。一方、豪連邦警察のミック・キールティ総監は、「有罪判決は、国際的な警察と情報機関の協力の好例となるもの」と高く評価した。「将来、ブリジットがオーストラリアへの入国を許可されることがあるか?」という質問に、「所管官庁は、その問題が出た時に対処する」とのみ語った。連邦警察は、ブリジット裁判で提出された証拠に目を通し、検討する予定としている。「オーストラリア国内の関連全機関は、海外友好国の関連機関と密接な協力関係を維持しており、犯罪が行なわれればその犯罪の内容に照らしてもっとも適切な国の司法が犯罪者を処罰する。国民は安心していい」と語った。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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