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政治 - 2007年10月17日

NT、パイプライン建設計画

チモール海ガス陸上処理施設から延長280km
 10月16日、北部準州議会で今週中にも新法案を審議することを明らかにした。この法案が通過すると、ワダイ近くのブラックティップにあるエニス陸上天然ガス処理施設から、アマデウス盆地とダーウィンを結ぶ既存のパイプラインとバンバン・スプリングズ付近で接続する延長280kmのボナパルト・パイプライン建設に道が開け、ダーウィンへのガス供給が今後25年間確保される。次の乾季の間にパイプライン建設を可能にする特別条項を含む同法案は、チモール海のブラックティップ・ガス田の天然ガスをダーウィンまで送る高圧地下ガスパイプの建設に関わるもの。クレア・マーティン北部準州政府主席大臣は、「このプロジェクトが完成すれば、ガス火力発電所を含め、ダーウィンの燃料供給が四半世紀にわたって確保される。このパイプライン建設には1億4,000万ドルのインフラ投資が行われる予定で、ダーウィンをガス開発の地域中心地として位置づける計画の一部になる」と語っている。ガス輸送開始は2009年1月1日の予定。同法案は、パイプラインが道路、水路を横断する権利、利害関係者との協議プロセス、地役権設定その他の建設計画に関わる問題を規定する。また、砂、砂利、岩などの採取許可を発行する前に4か月にわたる公告期間を定めている「鉱業法」の適用免除、農牧用地の分割に関わる要求条件の適用免除などの条項も盛り込まれている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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