豪ドル、記録的高値

貴金属も高騰
　10月12日、豪東部時間で午前2時57分、アメリカでは豪ドルが90.61米セントと23年ぶりの高値を付けた。この数字は1984年6月12日の90.50米セントを破るもの。また、豪ドルが自由化された1983年12月8日して以降1984年3月14日に96.68米セントを付けたことがあり、それに次ぐ高値となった。また国内でも豪ドルがしばらの間、90.50米セントで取引された。その後やや下げたが、依然として90米セントの線を維持しており、午前6時42分の時点で90.03米セントだった。また、卑金属、石油と並んで金その他の貴金属も高騰している。ニューヨーク金市場のスポット価格は1オンス$753.60まで上り詰めており、1980年1月以来の最高値となった。白金もロンドン市場で1オンス$1,407の記録的高値を付けた。卑金属の鉛は、電子取引でトンあたり$3,890を記録し、10月9日の最高値$3,885を破ったが、最終的にトンあたり$3,835に落ち着いた。原油価格は1バレル$US83ラインを通過し、$83.67で取引された後、やや下げ、1バレル$83.08で落ち着いた。(AAP)