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日本語教師の夢に向けて教育実習で奮戦中

Sydney


シドニー工科大学
グラデュエート・ディプロマ・
ランゲージ・ティーチング・コース
松井君代さん

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  「一度はあきらめかけた夢を捨てられなくて」。4年間勤務した日本の編集プロダクションを辞めて、日本語教師になる夢を叶えるため昨年4月に来豪した。現在はシドニー工科大学(UTS)で、外国語教育の学士号コースに通っている。
 日本の大学卒業後、日本語教師になりたかったが、求人の枠も狭く、これ1つで生活していくことに不安を感じ、文章を書くことで日本語に関わろうと編集プロダクションに就職した。入社直後から仕事はハードで、あっと言う間に激務の4年間が過ぎたある日、ふと心の隅に眠っていた「日本語教師になりたい」という思いがよみがえってきた。会社を辞め、フリーライターとして働く傍ら、日本語教師養成講座の学校に通い、日本語検定試験に見事合格した。さらに可能性を広げたいと思っていた矢先、現在通っている大学の日本語教師コースの広告を発見、英語も海外も好きだったこともあり、迷わず留学を決意した。
 半年間は大学付属の語学学校で英語力を伸ばし、今年2月、同大学に入学。授業はすごく大変だけど、毎日はとても充実している。教育実習では、学校で多くの生徒と触れ合う中でさまざまなことを学び経験した。中でも印象に残っているのが、「日本の食文化について学ぶ」という授業の一環で、8月に生徒と一緒に日本料理店に行ったこと。トンコツ、抹茶アイス、刺し身などを目の前に、生徒たちは皆大騒ぎだったという。
 しかし、もちろん楽しいことばかりではない。クラスのレッスン・プランや準備には相当の時間と労力を要し、日本語のレベルも高くなるイヤー11(日本の高校2年に相当)のクラスでは、州統一テスト(HSC=大学入学の目安となる統一試験)対策に力を入れるため文法などが中心の授業になりがちなので、生徒が飽きずに楽しく学習できるように日本の写真やお菓子の付録などを用いるなどして授業を行った。「そうやって真剣になれるのも日本語教師になりたいという強い思いがあるから。最後の実習の時に生徒がパーティーを開いてくれ、心温まる手紙やプレゼントを手渡してくれた時は胸がいっぱいになりました。こんなに貴重な体験ができる日本語教師って素晴らしいって実感しました」
 大学のコースもいよいよ終盤。ディプロマ取得後は、修士号を取るために同校の大学院に進学する予定だ。「道のりは長いけど、将来はオーストラリアで日本語教師として働きたいので頑張ります」と、目を輝かせながら意気込みを語ってくれた。

●これまでの経緯

2004年3月、会社を退職。日本語養成講座スタート

2005年4月、来豪。シドニー工科大学(UTS)付属語学学校で、
翌年2月の大学入学を目標に英語学習を開始

2006年2月、UTS大学のグラデュエート・ディプロマ・ランゲージ・ティーチング・コース
入学。教育実習や多くの課題をこなす毎日

何が変わった ?

昔から抱いていた「日本語教師になりたい」という夢が、留学で一気に現実的な目標になった。実習では生徒の感謝の気持ちで胸がいっぱいに


オーストラリア留学を機に大きく成長した7人の先輩たち

Sydney インターナショナル・カレッジ・
オブ・マネジメント ホスピタリティー・
マネジメント科
月井ルミエさん
Coffs Harbour
トレインテック騎手コース
NSW州競馬騎手 小沢勇二さん
Gold Coast ボンド大学卒業
商学/会社法専攻
成澤潤一郎さん
Sydney
カンバーランド病院(パラマタ市)
看護師 黒岩真一久さん
Sydneyシドニー工科大学
グラデュエート・ディプロマ・
ランゲージ・ティーチング・コース
松井君代さん
MelbourneRMIT大学文学部卒業
音楽ビジネス専攻
西谷洋美さん
MelbourneRMIT大学・
大学院文学部 ファション専攻
泊優香子さん
オーストラリア留学で何が変わった?
BEFORE & AFTER
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