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豪政府、東ティモールの決断を歓迎 - 2006年7月09日 |
ラモス・ホルタ新首相に「健闘を祈る」−ダウナー豪外相
東ティモールのシャナナ・グスナオ大統領が8日、次期首相にノーベル賞受賞者のホセ・ラモス・ホルタ氏を任命したことについて、豪連邦政府は同国が混乱収拾に向かいつつあるとして歓迎した。アレクサンダー・ダウナー豪外相のスポークスマンは「東ティモールにとって誰が首相になるかは大変重要だが、同国の政治的指導力が国内の問題解決に向かって動き出したことを歓迎する。ホセ・ラモス氏は個人的にもよき友人であり、健闘を祈りたい」と発表した。また、野党も東ティモールの決断を歓迎しており、ケビン・ラッド影の外相のスポークスマンは「ホルタ氏には、グスマオ大統領による国の統制を支える力がある。東ティモールにとって大きな前進だ。」と話した。ホルタ氏はオーストラリアの与野党いずれとも友好関係を築いてきている。(AAP)
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