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国際 - 2006年6月22日

国際捕鯨委員会は腐敗している−豪環境相

IWC総会の動きを受けて

 イアン・キャンペル豪環境相が、国際捕鯨委員会(IWC)は腐敗していると批判した。同相は、最近行われた一連の交渉で、トーゴ共和国が総会開始時に分担金1万ドルを現金で支払って総会に参加したことを受けて発言した。同相は「IWCで過去何年にもわたって行われてきた慣例の一部は腐敗と呼べると思う」とABCラジオに話した。また、「こういった慣習は何年も続いているが、IWCが現在、国際社会から大きな注目を集めているという事実は、IWCにとってはプラスになっている」とも述べた。
 IWC総会では、日本などが過去20年間で初めて採決で過半数を制した。この決議は日本などの捕鯨賛成の立場を支持するもの。キャンペル同相は、日本側の勝利をきっかけに、より多くの国がIWCに加盟してオーストラリアを含む反捕鯨国側に投票すれば、いずれは環境保護側が勝利することになると述べている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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