バス事故の運転士が逃亡中−エジプト
懲役3年の判決後に逃亡
今年1月にエジプトでバスが横転し豪州人6人が死亡した事故で、有罪判決を言い渡されたバス運転士が逃亡したことがわかった。マハムド・モハメッド・ハーフェズ運転士は、観光客を乗せたバスを運転していた1月11日、カイロ付近の砂漠内の道で横転事故を起こし、ビクトリア(VIC)州の警察官2人を含む豪州人6人が死亡、ほか26人が負傷した。同運転士は事故後、路上の水たまりを避けようとしてコントロールを失ったと警察に話しており、懲役3年の刑を不服として裁判所に上告していたが敗訴。その後逃亡したと見られる。同運転士はまた、365豪ドルの罰金も課されている。同運転士の逃亡を確認したテレサ・ガンバロ豪外務相政務次官は、「(ハーフェズ運転士は)3月に判決を言い渡されたが上訴により保釈された。上訴の結果、5月10日に懲役3年の判決が出たが同運転士は欠席しており、逮捕状が出された」と述べた。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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