豪軍、再び警戒−東ティモール
アルカティリ首相の辞任後に暴動
東ティモールの首都ディリで、アルカティリ首相が辞任した翌日に暴動が発生し、豪州軍は再び警戒を強めている。ディリでは市民が通常の生活に戻り、商店や企業が数週間ぶりに活動を開始した直後の27日夜に、アルカティリ氏の反対勢力が結集したため、豪州軍は道路を封鎖した。26日に辞任したアルカティリ氏は、武器の販売や武装組織の結成計画などの疑いで検察から召喚されている。しかし、同氏が27日夜、ディリの東10キロのヘラで活動する支持勢力に向けた放送を行ったことにより、市内のあちこちで銃声が鳴り響き、一般市民の間に不安が生じている。
一方で、グスマオ大統領は交代政権の構成に向けて交渉を進めている。アルカティリ氏に代わる首相として有力視されているホルタ元外相は、数日以内には結果が出るだろうと述べている。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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