ヒックス氏、豪で服役へ
判決後、米国から移送か
テロ容疑者としてキューバのグアンタナモ米海軍基地に拘束されているアデレード出身のデービッド・ヒックス氏について、クリス・エリソン法務大臣は囚人移送について米国との調停ができたとして、「同氏は、オーストラリアで刑に服することになるだろう」と述べた。
ヒックス氏は2001年、タリバン武装勢力に加わっているところを米軍によって捕捉され、グアンタナモに拘束されていた。軍法委員会の裁判にかけられ、殺人未遂や利敵行為、共謀などについて無罪を主張している。米国最高裁が軍法委員会は適法だと判断すれば、ヒックス氏の件は同委で再開される可能性が高い。一方、最高裁が軍法委員会は違法だとすれば、ヒックス氏らは訴追されるものの、米国市民法廷あるいは従来の軍法会議にかけられることになる可能性が高い。最高裁の裁定は数日以内に出る予定。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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