25today.com
最新ニュース
[ 社会 ] [ コミュニティー ] [ スポーツ ] [ ビジネス ] [ 経済 ] [ 政治 ] [ 国際 ] [ 文化・芸能 ] [ 総領事館安全情報 ] [ そのほか ]
社会 - 2007年2月09日

シーワールドの飼育員、ジュゴンと衝突

軽いむち打ち症で入院、来週にも復帰
 ゴールドコーストのテーマ・パーク「シーワールド」で、水槽のガラスの内側を掃除していた35歳のダイバーが、水に飛び込んだジュゴンと衝突し、軽いむち打ち症で病院に収容された。シーワールドの海洋科学マネージャ、スティーブ・マコート氏によると、「ジュゴンはおとなしく好奇心の強い動物で人間を襲うことはしないが、今回はいくつかの偶然が重なって人間が負傷しただけ。事故後もジュゴンは人間に対する悪意をまったく示していない」とのこと。事故は、ダイバーがダイビング器具を付け、ジュゴンの水槽に潜っている時に、8歳で体重240kgのジュゴンの「ピッグ」がダイビング器具にからまり、パニックに陥って水から飛び出そうとして勢いが足りず、そのままダイバーの上に落ちてきたとされている。ダイバーも負傷したが、ピッグも背中に全治数日のすり傷を負った。マコート氏によると、ジュゴンは食べることしか能のない動物で、ピッグと仲間のウルの2頭で1日に100kgのレタスを食べる。事故後も早速食事に戻った。ピッグは1998年11月、出産後すぐにQLD国立公園局係官に救出され、人に育てられた。その後野生に放たれたこともあるが、病気にかかり、自然のジュゴン社会にも溶け込めず、6か月でシーワールドに戻ってきた。2002年3月にもモートン湾に放されたことがあるが、深刻な栄養不良状態で見つかり、QLD環境保護庁(QEPA)の許可を得てシーワールドの住人に落ち着いた。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
最新ニュース
  • 難民希望者申請をインドネシアで処理
  • NSW、イエマ新州政府内閣発表
  • 「オーストラリアは気候変動問題に取り組んでいる」
  • 空港警備強化で検問通過に遅れも
  • 政界の行く人来る人
  • 「オールドフィールドの嘘は分かっていた」
  • 航空エンジンの燃費改善で運賃引き下げを
  • スノーイー水力発電所が渇水
  • 人権法律家、逮捕される
  • 平均的オーストラリア人のプロフィール
社会のニュース
過去の記事
おことわり 広告に関するお問い合わせ サイトに関するお問い合わせ
2006 NICHIGO PRESS ALL RIGHTS RESERVED