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社会 - 2007年3月18日

QLD、性犯罪者に追跡装置装着

門限時間破りを監視
 3月18日午前、ピーター・ビーティ州首相とジュディ・スペンス警察相が記者会見を開き、新監視装置を発表した。この装置はくるぶしに取り付け、一方、分解不可能な親局を犯罪者の住所に設置するもの。特に危険な性犯罪者と裁判所が認定すれば、本人が社会復帰する際に装置の取り付けを強制することができる。犯罪者が装置を取り外そうとしたり、門限時刻以後に親局から50m以上離れると、州矯正局(DoCS)で警報が鳴る仕掛けになっている。ただし、犯罪者が外に出てしまうと、矯正局では犯罪者の足取りを追跡することはできない。州首相は、この装置が万能ではないことを認めたが、社会を性犯罪者から守る役割を果たすことができるとした。危険と判断された性犯罪者は、児童の通学帰宅時刻に自分の住所から離れることを禁じられる。州首相は、「人間の行動に関しては万全な特効薬というものはない。それでもこの装置で、危険な性犯罪者が自宅から出ていないかどうかを確かめることができる」と語っている。また、技術革新に合わせて装置を更新することもできる。スペンス警察相は、「この監視装置は直ちに実施することができる。数日で、実際に性犯罪者のくるぶしに取り付けることになり、4月にはさらに5台を取り付ける予定になっている。今後2年間でさらに100人にこの装置を取り付ける用意ができる。この装置は、1台1日あたり$79かかるが、同じ犯罪者を刑務所に拘禁した場合には1日に$161かかる。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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