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社会 - 2007年3月18日

シドニー・ハーバー・ブリッジ75周年

NSW州総督のテープカットで幕開け
 1932年3月19日、第一次世界大戦では大英帝国の一員として欧州戦線で多大の犠牲を払い、1929年の世界大恐慌で再び経済的な打撃を受けたオーストラリアが経済復興への期待を担った公共事業として当時の額で10,057,170ポンドをかけて建設したシドニー・ハーバー・ブリッジが、労働党ジャック・ラング州首相によって開通宣言された。橋建設の経済効果と国民への心理的効果に、ハーバー・ブリッジは「鉄の肺」のあだ名をいただいた。2007年3月18日、連邦政府のマルコム・タンブル環境大臣は、ハーバー・ブリッジを43番目の「国家文化遺産」に指定したと宣言した。今後ハーバー・ブリッジ構造に変更がある場合は連邦政府の承認を必要とするようになる。3月18日、午前4時から交通止めになったブリッジの北パイロンでは、マリー・バシアNSW州総督が、モリス・イエマ州首相、シドニー・スwンのアダム・グッズ、ブリッジ設計者ドナルド・ブラッドフィールドやブリッジ建設中に事故で亡くなった労働者の子孫らの立ち会いで再びシドニー・ハーバー・ブリッジの開通を宣言、75年前に使われた同じハサミで銀リボンをカットした。その後、来賓団と1,000人の市民が渡り初めをした。ブリッジ周辺では複葉機タイガー・モス編隊の祝賀飛行や様々な催しが開かれており、早朝から夜まで橋を渡る申し込みをした20万人を含め、50万人の人出が予想されている。警備側は市民の行儀の良さを賞賛している。ほとんどの人が呼びかけに応じて公共交通機関を利用したため、シドニー市内は普段とうってかわって車の通りも少なく、人出も混乱もなくスムーズに流れている。ただし、午後2時にノース・シドニー駅で人身事故が発生、電車が止まっている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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