「気候変動でアジア人が大陸侵略」
放言ヘファナン、今度は人種差別モード
ジョン・ハワード首相の同盟者として様々な放言暴言で知られる自由党のビル・ヘファナン上院議員は、かつてマイケル・カービー判事を「連邦政府の車で少年漁り」と発言し、調査で事実無根を突き付けられて謝罪、最近では労働党のジュリア・ギラード副党首を「意図的うまずめ」と呼んで世間の顰蹙を買っているが、今度は10月3日発行のブレッティン誌に、「気候変動のために水が不足するようになるアジアから難民が大陸北部を侵略するだろう」と書いている。「やたらと警告したいわけではないが、アジア人の侵略を防ぐためには、大陸北部の未利用地を開発し、町を作らなければならない。誰かにやられる前に自分たちでやった方がいい。アジア人の侵略が明日起きるといっているわけではない。50年とか80年先の話だ。バングラデッシュやインドネシアで4億人もが水不足に悩むことになればということだ。今から計画を建てておいた方がいいのではないか」と書いている。さらに、「気候変動で人口の半数が水不足に悩み、北極の氷が溶けて海水面が上昇すれば、何も持たない人々にとってオーストラリア大陸北部に住み着くというのはなかなか魅力的な考えだと思う」とまで書いている。ヘファナン上院議員は、その発言がたたって高く評価されていないが、ハワード首相と仲が良く、現在も大陸北部の水と土地資源開発調査の政府委員会の委員長に任命されている。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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