来年には豪米路線に格安航空会社参入
豪米政府間で太平洋航路の自由化交渉
連邦保守連合政権副首相兼運輸大臣のマーク・ベイル氏は、「間もなく米政府と太平洋航空路線自由化の交渉に入る。交渉がうまくいけば2008年中には豪米間の航空運賃が大幅に安くなり、豪米双方の旅客にとって朗報となる。この路線の需要は伸びており、需要に先駆けて十分なキャパシティを確保したい」としている。また、現在はカンタス社とユナイテッド・エアラインズ社だけが両国本土間の直行便を飛ばしているが、バージン社が新規にV オーストラリア航空を旨味の大きいこの路線に飛ばす。追加のキャパシティをV オーストラリア航空に割り当てた時にこのことを予想していた。航空路線のキャパシティを増やせば競争が高まり、消費者にとっては料金が安くなる」とベイル氏は語っている。「オープン・スカイ」交渉は、2005年に始まった豪米自由貿易協定の当然の帰結といえる。今後12か月以内に何らかの成果を生むことができると考えるとうれしいが、それは双方の期待の持ち方による」としている。交渉は2007年中に始まる。また、他の国との「オープン・スカイ」交渉を否定しないが、オーストラリアが不利になるような協定には署名しないとしており、「いつでも検討する用意はあるが、バランスの取れた協定でなければならない。一方がすべてを取り、もう一方がすべてを失うような交渉であってはならない」と語った。豪米間は年間200万人が航空路線を使って往来している。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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