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社会 - 2007年10月03日

中等教育で教える「価値観」が拒食症の誘因

規律と自尊心も過ぎると不健康
 ウェスタン・シドニー大学のクリスティーン・ハルス助教授は、「中等教育(高等学校)で、自己規律、優秀、完全さの追求、身体的自意識の成長を積極的に支持しており、このような価値観のいずれもが意図せず拒食症の誘因になり得る」と述べた。これらの特性は社会において高く評価されているが、影響されやすい若い女性がこれらの価値観を受け入れ、過剰に適応しようとすると、たとえば食べ物に対して規律過剰になる。「はっきりさせておきたいが、学校が拒食症を引き起こしているというのではない。学校が、影響されやすい若い人々が拒食症になりやすい風土を創っているというだけだ」としている。ハルス助教授は、シドニーの2つの大病院で拒食症の治療を受けている14歳から20歳までの女性24人、その保護者と徹底的な面接調査を実施した。その結果、女性の自己像や自尊心の形成に学校が重要な役割を果たしており、学校で起きた特定の経験が拒食症のきっかけになっていることを突き止めた。「特定のできごととはたとえば、水泳大会で生徒全員が水着を着けている時に突然自分が他の生徒より大きいことに気づいたというようなこととか、スポーツ・チームに入ろうとしたけれど、チーム・メンバーになるには一定の理想体重があったというようなできごとだ」として、「学校は、肥満問題と戦いつつ、食欲異常が深刻にならないうちに抑えるという難しいバランスを取ることが求められていると思う。また、大人の見方が必ずしも若者の見方と一致するわけでないことも知っておかなければならない」と語っている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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