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政治 - 2007年10月03日

タンブルが不許可にすれば、自由党議席確保

TAS島北部選挙区の反パルプ工場感情
 マルコム・タンブル環境相が、TAS島北部のパルプ工場建設計画認可申請を却下すれば、与野党伯仲選挙区で与党自由党が議席を獲得する率の高いことが、ウイルダネス・ソサエティの委託した世論調査で明らかになった。島北部の2つの選挙区バスとブラッドンの有権者を対象に行われた調査で、バス選挙区で「タンブル氏が申請を却下すれば自由党に投票する」と答えた人が27%にものぼった。同選挙区では、回答者の56%がガンズ・リミテッド社の計画しているパルプ工場に反対しており、支持者は33%にすぎななかった。現在の投票政党の質問では労働党が61%、自由党が39%と答えている。さらにバス、ブラッドン両選挙区とも現在は票が伯仲しており、現在は自由党が議席を持っているものの、今年末に予定されている選挙では労働党が支持優勢傾向にある。労働党は、パルプ工場の環境水準が高ければ計画を支持すると表明しており、州政府も原則的に計画を支持しているため、タンブル環境相が申請を却下すると、足をすくわれる格好にもなりかねない。ブラッドン選挙区では計画反対が46%、支持が41%とほとんど賛否が伯仲しており、「タンブル氏が申請を却下すれば自由党に投票する」と答えた人はわずか14%だった。工場建設問題が選挙の焦点になると答えた人は17%で医療問題に次ぐ2位となった。また、43%の人が工場建設問題を選挙の焦点トップ・スリーに数えている。世論調査は、エッセンシャル社が9月29日から492人を対象に実施した。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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