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政治 - 2007年10月01日

最新ニューズポル、労働党優勢に変化なし

ハワード首相は引き延ばし作戦か
 10月1日付ニューズ・リミテッド系紙が最新のニューズポル結果を掲載した。ジョン・ハワード連邦首相がいつ連邦選挙を発表するのか、投票日はいつになるのか、発表が遅れれば遅れるほど選挙日の選択幅は狭くなっていくが、選択の余地がなくなる前に発表があるはずとして憶測が飛び交っている。9月下旬の政界は保守連合にとって順調に運び、野党労働党のキャンペーンでいくつかしくじりがあったのにもかかわらず、相変わらず労働党が保守連合を12ポイント引き離している。ニューズポルは9月29日30日に実施され、2党選択では労働党が56%、保守連合は44%となった。2週間前の世論調査では、労働党と保守連合の差はやや縮まったが、最新の調査は、9月中旬の世論調査(労働党55%対保守連合45%)からほとんど変わっていない。政党支持率では、労働党が48%、保守連合39%となっている。ニューズ・リミテッド社は、「ハワード首相は、支持率差が縮まるのを待って、選挙日発表をぎりぎりまで引き延ばすつもりではないか」と囁かれており、投票日として11月17日が第一候補に挙げられている。保守連合政権のマルコム・タンブル環境相は、「今回の選挙が苦戦になることは分かっている。投票日に逆転するため、全力を尽くすつもりだ」と語っている。一方、ブリスベンにあるグリフィス大学都市研究プログラムのジャゴ・ドッドソン博士とニール・サイプ博士は、VAMPIREと呼ばれる指数を用いて試算。今年の選挙は、石油価格上昇、住宅ローンが選挙の行方を決定することになるかもしれないと見ている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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