豪登山家ホールさん、帰国
エベレストから生還
世界最高峰のエベレストから下山途中に高山病にかかり、死の危険にさらされた登山家のリンカーン・ホールさん(50)が6日夜、オーストラリアに帰国した。ホールさんを乗せたバンコク発のタイ航空TG993便は、午後8時14分にシドニー空港に到着。ホールさんは午後9時前、旧友で登山仲間のサイモン・バルダーストーンさんが押す車椅子に乗って税関から現れた。妻のバルバラ・スカンランさんと妹のジュリア・ホールさんも一緒だった。両手とも包帯で巻かれた状態のホールさんは、「下山時からたいへん多くの支えをいただいたことに感謝しています。凍えたために声があまり出ないのですが」と、待機していたメディアに短く答えた。
ホールさんはエベレスト山頂からの下山途中に脳浮腫にかかり行方不明になったため、5月25日に死亡が報じられたが、翌日に生存が確認された。カトマンズで両手と右足の治療を受け、数日間療養していた。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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