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スポーツ - 2007年8月26日

イアン・ソープ・アクアティック・センター

サイドラー最後の公共建築設計
 オーストラリアの歴史でもっとも有名な建築家の一人ハリー・サイドラー氏が生前最後に設計した公共建造物が竣工した。8月26日、シドニー市内アルティモに建てられ、水泳オリンピック・チャンピオンのイアン・ソープ氏を記念して「イアン・ソープ・アクアティック・センター」と名付けられたこの施設の開所式には、サイドラー氏未亡人のペネローペ・サイドラーさんが臨席し、シドニー市長のクロバー・ムーア氏が「この施設は、オーストラリアでもっとも名声高い建築家の一人の遺作となった。設計者のハリー・サイドラー氏も、さらにはオーストラリア国民も間違いなくこの建物を誇りとすることと思う」と挨拶した。イアン・ソープ氏は現在海外に出かけており、開所式には出席しなかったが、祝辞では、このような記念すべき式に出席できないことを詫び、「アメリカから帰れば早速センターのプールを訪問したい」と述べている。センターの設備には、オリンピック・サイズのプール、レジャー・プール、プログラム・プール、スパ、サウナ、スチーム・ルーム、カフェ、フィットネス・センターなどがある。サイドラー氏の事務所、ハリー・サイドラー&アソシエーツのジョン・カロ氏は、「センターの波を象った屋根が、ダーリング・ハーバー地区の他の建物を補完している。また、センターの広がりを感じてもらうため、入り口は意図的に低くしてある。サイドラー氏は、利用者がセンターに入っていった時に『うわー、すごい』と声を上げるだろうと語っていた」としている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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