麻薬、現金、金メッキの拳銃
NSW州警察、麻薬密売組織を強襲
1月31日夜から2月1日、2日と連続してNSW州警察が州内数か所の民家を強襲し、総額1,250万ドルの他大量の麻薬、ジェット・スキー、ボート、オートバイ、半自動小銃、金メッキのマグナム拳銃などを押収し、数人を逮捕した。NSW州警察は、中東系大規模麻薬密売組織専門の特別捜査班、コードネーム「Schoale」を組織して長年捜査を続けてきた。1月末日午後8時、ニューカッスルに近いヘクサムのパシフィック・ハイウェイで特別捜査班警察官が停止を命じた車から80万ドル強の現金を押収し、26歳の男2人を逮捕。さらに、シドニー近郊のボンダイ・ジャンクション、バンクシア、ボニーリグ、ウォロンゴンなどで5か所を家宅捜査、現金1,000万ドル、拳銃、シュタイア機関銃、ボート、自動車2台、バイク数台などを押収、一人を逮捕した。ボンダイでも一人を逮捕し、25万5,000ドルと大麻3グラム、処方薬少量を押収した。ボニーリグでも一人を逮捕し、大量の麻薬と銃器を押収した。州警察のアンドリュー・スキピオーネ副警視は、現金の額から麻薬密売組織の規模が想像できるが、銃器の数は恐ろしい限りだ。ことに金メッキの357マグナムは長年の警察勤めでも見たことがない」と語っている。さらに翌2日の午前3時には、シドニー郊外ムアバンクでも民家を家宅捜査、150万ドルの現金と30万ドル相当のコカインを押収した。また密売組織が麻薬運搬に使っていると見られる4台のジェット・スキーも押収した。ムアバンクでも男一人が「薬物不法所持と犯罪利益不法所持」で逮捕された。(AAP)
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