デリン・ヒンチ、肝硬変を発表
翌朝、レギュラー・ラジオ番組をホスト
3月4日、ラジオ・パーソナリティのデリン・ヒンチさん(63)は、長年の飲酒がたたって肝硬変を患っており、また悪性になる可能性のある肝腫瘍もあり、悪くすると致命的だと発表した。ヒンチさんはこれまで1年ほど症状を抱えたまま一般には隠してきたが、3AWの人気番組を何週間も休んでいる。ヒンチさんは2週間以内にメルボルンのカブリニ病院で腫瘍摘出手術を受ける予定。3月4日のナイン・ネットワークの番組「60ミニッツ」での発表について、「ヒンチ氏追悼番組か?」との質問には、「いつ放送されるかによる」と答えた。主治医のハワード・タング医師は、最近のMRI検査では腫瘍は大きくなっておらず、良性の可能性が高いが同時にガンのような挙動を示していると語っている。ヒンチ氏はさらに「末期ガンになったらむしろ自殺する。病気がいよいよとなって、猛烈な痛みに襲われるようになれば、まだ力が残っている間にお別れを言う。それからワインを1杯飲み干す」と語った。また、肝硬変は「酒飲みの病気」と思っていたからとても恥ずかしくて、母親にも隠していたと告白した。ヒンチ批判者は、デリン・ヒンチが、テレビ・パーソナリティのグレアム・ケネディ、3AWの同僚アナウンサー、デビッド・フックス、自動車レーサーのピーター・ブロックさんのプライベートな問題を公開しておきながら、自分の病気については隠していたことを批判し、「偽善者」とした。「私が冒した二重基準は、自分の病気を隠していたことだけ。もし、明日新しい話を見つけたら、また同じことをするだろう」としている。(AAP)
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