25today.com
オーストラリア発最新ニュース
[ 社会 ] [ コミュニティー ] [ スポーツ ] [ ビジネス ] [ 経済 ] [ 政治 ] [ 国際 ] [ 文化・芸能 ] [ 総領事館安全情報 ] [ そのほか ]
社会 - 2006年6月05日

10歳未満の子供に抗うつ剤−800件を超える有害反応

 10歳未満の子供に抗うつ剤が処方され、過去に少なくとも2人が自殺、1人が心不全を起こして死亡したと見られる。選択的セロトニン再吸収阻害物質(SSRI)の名称で知られる抗うつ剤は、19歳未満への処方は認められていないが、現実には22万件の処方箋が19歳未満に対して発行されており、うち1万5,000件は10歳未満へのものだという。薬物療法局(TGA)の調査によると、10歳未満の子供の抗うつ剤使用により、けいれんや自傷行為、幻覚など380件の症例を含む計827件の有害反応が報告されている。10〜19歳の子供にも385件の症例を含む833件の有害反応が報告されており、うち3件は死亡につながったという。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
オーストラリア発最新ニュース
社会のニュース
過去の記事
おことわり 広告に関するお問い合わせ サイトに関するお問い合わせ
2006 NICHIGO PRESS ALL RIGHTS RESERVED