10歳未満の子供に抗うつ剤−800件を超える有害反応
10歳未満の子供に抗うつ剤が処方され、過去に少なくとも2人が自殺、1人が心不全を起こして死亡したと見られる。選択的セロトニン再吸収阻害物質(SSRI)の名称で知られる抗うつ剤は、19歳未満への処方は認められていないが、現実には22万件の処方箋が19歳未満に対して発行されており、うち1万5,000件は10歳未満へのものだという。薬物療法局(TGA)の調査によると、10歳未満の子供の抗うつ剤使用により、けいれんや自傷行為、幻覚など380件の症例を含む計827件の有害反応が報告されている。10〜19歳の子供にも385件の症例を含む833件の有害反応が報告されており、うち3件は死亡につながったという。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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